8月9日(県大会)、10日(東北大会)と閖上で毎年恒例のビーチサッカー大会が行われ、10日の東北大会の方に運営で参加してきた。
東北大会は全7チームで行われ、山形以外から東北各1チーム、地元宮城からは、FORZAと仙台大学が出場した。
これで優勝したチームは沖縄で開催される全国大会に出場できる。
全国大会は12チームで行われ、全国大会で笛をふいている審判に聞いたんだが、
強い地域は常時ビーチサッカーをしている沖縄、九州地区のチームらしい。
また全国レベルになるとブラジル人のチームが出て来て一人オーバーヘッドなど、圧倒的個人技をガンガン魅せてくれるらしい。

この日、実際初めて公式ビーチサッカーをみたんだが、フットサルより展開が早くアクロバティックなプレーが多いためかなりおもしろかった。
戦い方も独特なもので、砂浜でのボールを転がしてのパスはどこにバウンドするかわからないため、浮き球のパスが多く、そしてキーパーの使い方がかなり重要になってくる。バックパスをキーパーが手で取っていいので、そこから一気にゴール前へボールを送りカウンターなど、ボールを正確に投げることができるキーパーの攻めがかなり有効だった。
この他にもビーチサッカー独自のルールがたくさんあり、5秒ルールとか、ファウルしたらフリーキックの際、壁を作っては行けないとか、サイドラインをわったら、キックでもスローインでもどっちでもいいとか、結構色々あった。
おもしろかったのは、コーナーなどでボールを置いて蹴る際、砂山を作っていいんだが、手を使っちゃいけないってこと。ボールを使って砂をかき集め作らなければない。5秒以内に砂山をどれだけ上手に作るかがポイント。

そして優勝は、なんと宮城代表のFORZA。
フットサル県2部リーグで頑張っている 気仙沼のFanatico Futsal Famolia母体のチーム。
決勝は青森のHUVと熱い戦いを繰り広げ、一点差で優勝を勝ち取った。本当にどっちが勝っても不思議ではない良い戦いだった。
気温のためか、途中熱くなりすぎて、あわや喧嘩になりそうな場面もあったが審判がすぐ止めにはいり一件落着。試合後は両者握手をかわし、フレンドリーに終わった。
コートの中は熱く、外では厚く、ね。

惜しくも準優勝だったHUV。
なんとサッカー部でもフットサル部でもなく、ビーチサッカー部。
青森はビーチサッカーがかなり盛んで、青森大会には100チームほど出場したらしい。
HUVはやはりその激戦区を勝ち抜いただけあって、かなりビーチサッカーに精通している戦い方をしていた。さきほど言ったキーパーを使っての攻めなどだ。
しかし驚いた事に、このすごくうまいと思ったHUVは青森で4位のチームで、上の3チームは出場を辞退していた。このことから青森のビーチサッカーのレベルが高いことが想像がつく。来年は是非1位のチームが来てくれることを期待したい。
そして、東北代表となったFORZAさん、ぜひ伊達っこの意地をみせて優勝しちゃってください。
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